【宇治市】住民の声から生まれた「まちの縁がわ」老ノ木で広がった、地域から始まるまちづくり

NPO法人まちづくりねっと・うじの活動

宇治市の老ノ木集会所と老ノ木児童公園では、11月に地域の多世代が集うイベント「まちの縁がわラボ」が行われました。屋内外を一体的に活用したこの取り組みは、子どもから高齢者までが自然につながる、あたたかな交流の場となりました。

このイベントは、宇治市が進める「まちの縁がわ促進事業」の一環として企画されたもの。地域課題や住民の声をもとに、集会所と公園という身近な公共空間の新たな使い方を提案し、コミュニティの活性化を目指しています。2025年9月に開催された「老ノ木ワークショップ」の様子

開催に先立ち、7月と9月には「老ノ木ワークショップ」が実施され、「この場所でこんなことができたらいい」「世代を超えて集まれる場にしたい」といった住民の声が集まりました。そうした意見を反映し、今回の「まちの縁がわラボ」では、次の5つの企画が実現しました。

駄菓子屋さん体験

ひとつ目は、子どもたちが店員を務める駄菓子屋さん体験。地域団体「ちえのわ」の協力のもと、子どもたちはお金のやり取りを学びながら、来場者を元気な声で迎えていました。

もしかじ体験会

二つ目は、防災をテーマにした「もしかじ体験会」。西村防災設備株式会社が考案したボードゲームを通して、「もし火事が起きたらどうするか」を楽しく学べる内容で、大人も子どもも真剣な表情で取り組んでいました。

卓球バレー

三つ目は、宇治市未来キャンパスの学生が企画した卓球バレー。座ったまま楽しめるユニバーサルスポーツとして、世代を超えた交流が自然と生まれていました。

フリーマーケット

四つ目はフリーマーケット。子ども食堂の開設を目指す学生グループ「げっぽ食堂」が出店し、売上は今後の活動資金に充てられる予定です。

交流カフェ

五つ目は交流カフェ。グルテンフリーの米粉シフォンケーキを提供する「mococo」や、若者向け屋台カフェ「Hass」によるコーヒーの試飲会が行われ、会話が弾むひとときとなりました。

このほか、北宇治地域包括支援センターによる血圧測定会や、NPO法人まちづくりねっと・うじによる相談ブースも設けられ、健康や暮らしについて気軽に話せる場としても活用されました。

地域の声から生まれ、地域みんなでつくり上げた「まちの縁がわラボ」。

日常の延長線上にある集会所や公園が、人と人をつなぐ「縁がわ」として機能する姿は、今後の地域づくりのヒントを感じさせてくれます。

地域コミュニティが希薄になっているといわれる昨今だからこそ…今必要な取り組みなのではと強く感じました。

※撮影のご協力ありがとうございました


【基本情報】
まちの縁がわ促進事業
問合せ先:宇治市 市民協働推進課
電話番号:0774-20-8721
宇治市役所所在地:京都府宇治市宇治琵琶33番地
NPO法人まちづくりねっと・うじ

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